トレーニング後の食事はどうすればいい?インスリンと筋肉の関係(たまプラーザのパーソナルジム)
青葉区たまプラーザ駅徒歩5分、パーソナルトレーニングジムReqRpoトレーナーの新津です
お客様に筋トレをした後ごはん食べると体が栄養を吸収しやすい状態になっているから食べないほうがいいんですよね?と聞かれることがよくあります。脂肪がつきやすいですよね、ということです。
トレーニング後の食事はどうすべきか
先ほどの答えは正解だが正解ではないです
筋トレの後は体が栄養素を吸収しやすくなるのは間違いありません。
ただこれは脂肪にではなく筋肉に栄養素が吸収されやすくなるということ。
ご飯を食べた後インスリンというホルモンが筋肉に栄養素を運んでくれます。
このインスリンというホルモン、どこかで聞いたことがあると思います。
インスリンとは
通常糖質を体の中に取り入れると血糖値が上がります、この上がった血糖値を下げようと膵臓から分泌されるのがインスリンです。
このインスリンは普段悪さをしていて体に入ってきた糖質を脂肪細胞に一生懸命運んでいます。
糖質を取ると太りやすくなるのはこのため。
インスリンの大量分泌は糖尿病の原因となる
血液中にあふれた糖を体に取り込むために、膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは血糖値に応じて分泌量が調整されるので、血糖値が急上昇するとインスリンも大量に分泌しなくてはなりません。
大量のインスリンを出す生活が続くとやがて膵臓が疲れ、インスリンの分泌量が少なくなります。つまり血糖値が下がりにくくなり、糖尿病の原因になってしまいます。
食事で血糖値を上げないようにするのが糖質制限ダイエット
逆に血糖値を上げずにインスリンをださないないことで、脂肪を増やさないようにできます。
この効果を狙って世間では糖質をできるだけとらない、糖質制限ダイエットが流行っています。
非常に短期で効果が出やすく誰もが聞いたことのあるダイエットですが、普段の食生活で糖質をほとんど取らないことは難しく、3か月ほどはできてもなかなか長期間続けることが難しく、糖質を取る生活に戻ったとたん我慢していた食欲が爆発してリバウンドしてしまうことが多いダイエットでもあります、あまり極端な糖質制限をするのではなく、夜の糖質だけ控える、お菓子を食べないようにするなど、長期間続けられる強度の糖質制限を行うことでリバウンドのない健康的なダイエットが行えるでしょう。
筋トレ後のインスリンの働き
ここまで聞いていてやっぱり筋トレの後でもごはん食べたら太るのではと思いましたか?
実はこのインスリン、筋肉をつけるために非常に重要なホルモンなんです
インスリンには両極端な面があり、いい面では筋肉に栄養を運んでくれる働きもあります。
《インスリンの主な働き》
- 血管拡張作用
- 血糖値を下げる(体内の血糖値を一定にコントロールする)
- 糖をグリコーゲンや脂肪に変換し、蓄える
- タンパク質の同化・合成促進
インスリンの良い面を出すにはどうすればいいのか
ここで出てくるのが筋トレ後の食事です。
筋トレ後はホルモンのバランスが変わり。体に出たインスリンは筋肉に栄養素を運びやすい状態、脂肪細胞には運ばれにくい状態になります。
筋トレ後に限らず、プロテインを飲む際糖質の入ったオレンジジュースなどに混ぜて飲むことでインスリンがたんぱく質の合成効果を高めてくれます。
筋トレにおける糖質摂取の重要性
また糖質は肝臓と筋肉にグリコーゲンという形で蓄えられ、運動時のエネルギー源となるのは、筋肉のグリコーゲン。
グリコーゲンはブドウ糖に分解されて血中に出て血糖となり、筋肉でエネルギー源として利用される。
インスリンは筋肉などに糖質(血糖)を取り込ませる。糖質が吸収されると、血液に入って血糖値が上がる。それに反応してインスリン分泌が増えるから、グリコーゲン合成が進むのです。
食べたいものがあるなら筋トレ後の食事で食べよう
また筋トレのあとは脂肪がつきにくい状態ですから、普段我慢している甘いものなど食べるならいいタイミング。
ただいつも私は筋トレ後に甘いものを食べようと筋トレまで我慢するのですが、結局食べません。
トレーニング後って使った筋肉に血液が集中するため、あんまり食欲わかないんですよね。
そういう意味でも筋トレはダイエットにとても効果的です。
これで心おきなくトレーニング後にごはんが食べれるでしょう。
まとめ
結論トレーニングの後はたんぱく質と合わせてごはんをしっかり食べましょう!
いつも筋トレの後に食事していた人は罪悪感なくしっかりとご飯を食べてください。
(たんぱく質をお忘れなく)
たまプラーザ駅、あざみ野駅周辺の方はパーソナルジムReqRpoたまプラーザ店にぜひお越しください。