女性必見!たまプラーザ駅パーソナルトレーナーが教える水分補給におススメのお茶6選
たまプラーザ駅徒歩5分、パーソナルジム<リクレポ>トレーナーの新津です!
水分補給は筋肉をつける際もダイエットを行う際も非常に大切
私たちの体は約60%が水分でできています。
もし水分が不足してしまうと、体は健康な状態を維持できなくなってしまいます。具体的に、5%失うと脱水症状や熱中症の症状が現れ始め、10%失うと筋肉の痙攣や循環不全などが起こり、20%失えば、生命の維持が困難になるといわれています。水分補給は生きていく中で必要不可欠。「汗をかいたから」、「喉が渇いたから」で水分を補給するのは遅いので、こまめな水分補給が必要です。
水分の必要量は体重などによっても変わってきますが、一般的に1日2リットル、飲むのがいいといわれています。
水分と言っても色々あります、その中でもコーヒーや緑茶などのカフェイン、カテキンがはいっていて利尿作用があるもの水分としてはあまり好ましくありません。
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ただ、特に女性の方は水は飲む習慣がない、または味がついていないと飲める気がしない、お客様の中でもそんな方がとても多い印象です。
そこで今回は味の付いている水分補給に適したお茶6選をお伝えしたいと思います。
水分補給におススメ1. 麦茶
香ばしくて、飽きの来ないすっきりとした味わいの麦茶は、夏の定番飲料。コーヒーや紅茶、ウーロン茶などと異なり、カフェインが含まれていないことから、睡眠を妨げることもなく、赤ちゃんやお年寄りにも安心な飲み物として、昔から長く愛され続けています。
夏の水分補給に欠かせない麦茶は、単にのどを潤すだけではなく、血流を改善してくれます。というのも、麦茶の香ばしい香りの成分である「アルキルピラジン」に、血液サラサラ効果があるためです。これは、麦茶とミネラルウォーターを飲んだ後の人間の血液の状態を調べる試験*1によって実証されました。試験によると、ミネラルウォーターでは飲む前後でとくに血液に変化は見られませんでしたが、麦茶を飲むと血液の流れはよくなり、その効果は60分後まで続いたのです。熱中症予防のためにもこまめな水分補給が大切です。血液サラサラ効果に加え、ノンカフェインで利尿作用のない麦茶は夏場の水分補給に特におすすめな飲み物です。
また麦茶に含まれるポリフェノールには、抗酸化作用があることが証明されています。緑茶やコーヒーよりも抗酸化作用は穏やかですが、年代や時間帯を問わずに飲める麦茶に抗酸化作用が期待できるのは魅力的ですね。自分も一番なじみのあるお茶なので迷ったときは麦茶を飲んでいます。
*1 J.Nutr.Sci.Vitaminol; 48,165-168, 2002
水分補給におススメ2.そば茶
あまり飲んだことのないと思われるそば茶ですが、そばの「実」を焙煎して製造されたお茶です。
お茶はその葉を発酵させるかどうかで製造方法が変わるようですが、そば茶は珈琲豆のように、生の豆を「焙煎」(ロースト)することによって製造します。
ちなみにそばの実を乾燥させた後に殻を取り、中の実を粉状にしたものがいわゆる「そば粉」であり、私たちがいつも食べている「そば」の原材料となります。取られた殻はそば殻として枕に活用されたりと、そばの実は食用以外にもさまざまな形で私たちの生活に根付いていると言えます。
「チャノキ」が原材料でない「そば茶」にはカフェインが含まれておらず、カフェインが気になる方や妊婦さんにオススメのお茶と言えます。
ただ、チャノキのお茶とは違うため、味に馴染みがなくて不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そば茶は焙煎した豆ならではの香ばしい風味と苦みが特徴ですが、味に関して言えば独特の風味のようなものはなく、水分補給目的にも飲んでもらえるお茶となっています。お風呂上がりや夜寝る前など、カフェインが気になってコーヒーは飲めないけど、香ばしい風味の飲み物が飲みたい、という方には特にオススメです。
そば茶だから採れる栄養素「ルチン」
また、そば茶にはチャノキから採れるお茶には含まれていない栄養素「ルチン」が豊富だそうです。
ルチンとは抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、動脈硬化や高血圧といった、現代人特有の生活習慣病の改善に効果があるとされています。
抗酸化作用が特に強く、ビタミンCの吸収を助ける働きもするため、美肌効果も期待できる成分でもあります。
ルチンはいちじくやみかんといった果物に多く含まれる成分ですが、穀物の中では唯一そばのみに含まれているため、飲み物で気軽にルチンが取れるのは、この「そば茶」だけと言えるでしょう。
水分補給におススメ3.はと麦茶
ハトムギ茶は、古くからアジアで親しまれている健康飲料です。その独特な香ばしさと豊富な栄養素が、多くの人々に支持されています。その豊富な成分から引き出される健康効果のために再度脚光を浴びています。その主な成分は、ビタミンB群です。ハトムギ茶には、ビタミンB1、B2、B6がたっぷりと含まれており、これらは疲れを癒すことや新陳代謝の加速に寄与します。また、美肌をサポートする効果のあるビタミンEも含有されています。
さらに、ハトムギ茶は食物繊維が豊富で、その量は、一般的なお米の8倍にも及びます。これにより、便秘の改善や腸内環境の整備にも効果的です。
ハトムギ茶に含まれるアミノ酸のうち特筆すべきは、肌の美白や保湿に貢献するアルギニンで、これは他の飲み物ではあまり見られない特徴的な成分です。そして、抗酸化作用のあるポリフェノールや免疫力向上の効果が期待できるβ-グルカンといった成分も多く含まれています。
水分補給におススメ4.コーン茶
コーン茶は、焙煎したとうもろこしの実を煮出して飲むお茶のことで、ノンカフェインティーの一つです。「トウキビ茶」「とうもろこし茶」とも呼ばれ、韓国発祥と言われています。 とうもろこし本来の甘味や、香ばしい風味を楽しむことができ、さっぱりと飲みやすい口当たりなのも特徴です。ホットでもアイスでも美味しく飲めるので、季節問わずおすすめのお茶です。
コーン茶の栄養成分
コーン茶には、とうもろこしに含まれる栄養が詰まっています。
(1)ビタミンE
抗酸化作用のあるビタミンで、細胞の酸化(老化)を防いでくれるため、アンチエイジング効果が期待できます。また、ビタミンEには血行促進効果もあり、冷え症にも効果的です。
(2)カリウム、ナトリウム、リノール酸
この3つがともに働きかけ、血圧を下げる効果が期待できます。高血圧の予防に効果的です。
また、コーン茶に含まれる水溶性食物繊維と水分により、排便をスムーズにする効果も期待できます。便秘を解消したい方はぜひコーン茶を取り入れてみてください。
コーン茶に含まれるビタミンEを始めとしたビタミン群は、シミやシワといった活性酸素による老化を防止してくれるため、肌トラブルの抑制や美肌のキープに効果が期待できます。 また、便秘解消効果により、体内に溜まった老廃物が排出され、ダイエットのサポートにもぴったりのお茶です。
水分補給におススメ5.タンポポ茶
自然豊かな環境で育ったたんぽぽ根を使用したノンカフェインの健康茶です。
何らかの原因で尿の排泄機能が十全に働かなくなると、体内の水分バランスが崩れることになり、むくみ(浮腫)を生じやすくなります。
たんぽぽの根は水分代謝を活発にする「イソクエルシトリン」が含まれる為、利尿作用を促進し、むくみ改善に効果が期待できます。
ドイツを始めヨーロッパでは、たんぽぽの根を乾燥したものをコーヒー状にして古くから飲用されてきました。
利尿が促されることで、結果的に腎臓の負担を軽減し、機能改善にも効果が期待されます。
他にも、毛細血管での血液循環を促進する作用もあり、血行が良くなり冷え性の改善にも有効であると考えられています。
また、鉄分を多く含んでおり各部の炎症を抑え、肝臓のデトックスを助ける作用も期待されます。
水分補給におススメ6.ハーブティー
カフェインレスでリラックス効果のあるハーブティー。ブレンドするハーブによってさまざまな効能が期待できることから、ヨーロッパを中心に古くから親しまれています。豊かな香りと味わい、含まれている成分から、美容・健康・リラックス効果など、さまざまな効果が期待できます。
「ルイボス」
一番聞き覚えのあるハーブティーの代表ともいえる「ルイボス」。原産国の南アフリカでは、古くから不老長寿のお茶として親しまれています。
「ルイボス」には抗酸化作用のあるフラボノイドが豊富に含まれているからだそうです。最近の研究では活性酸素による細胞の老化を「ルイボス」が抑止することも明らかになっています。
また「ルイボス」には体質改善に効果があり、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性疾患にも症状緩和の作用が望めます。さらには、美肌効果や鉄分不足の解消などさまざまな作用が期待できます。
「ローズヒップ」
ローズヒップは、バラの花が咲き終わった後の実のことで、豊かなバラの香りと酸味が特徴です。世界一ビタミンCを多く含む植物として有名で「ビタミンの爆弾」という愛称で、昔からハーブティーとして愛飲されてきました。
ビタミンや鉄分など、女性が不足しがちな栄養を豊富に含有。美肌、眼精疲労、風邪の予防、利尿作用といった幅広い効能があるとされています。妊娠中の方でもお飲みいただけます。
「ハイビスカス」
南国のイメージが強いハイビスカス。エジプトの女神ヒビスに由来し、クレオパトラが美貌と若さを保つために常飲していたといわれています。ビタミンやクエン酸を多く含んでおり、美容への効果が高いハーブの一つです。
クエン酸が疲労回復を手伝うほか、のどの炎症を抑える効果も期待できます。またカリウムが多く利尿作用があるため、むくみや二日酔い解消に良いとされています。
飲みやすいお茶が決まったら、次は水分補給時の注意点
いざ今まで全く意識していなかった水分補給をしようとする際注意点を理解しておくことが大切です。
以下の注意点について詳しく説明していきます。
一度にたくさんの量を飲みすぎない、こまめな水分補給が理想的
1日あたりの水分摂取量の目安が2Lであっても、夜ご飯の時にだけお水が飲めるからと言って一度にたくさんの水を摂取するのは望ましくありません。単純に一度では体に水分をいきわたらせることができず、外に排出されてしまいます。
お勧めのタイミングは以下となります。
- 朝起時・就寝時
- 運動の前後
- 食事を摂取するとき
- 入浴前後
- 飲酒中
水を飲む習慣がない方は意識的に飲もうとするので、だんだん面倒になり継続ができません、これらのタイミングに抱き合わせて水を飲むようにするだけで、普段の行動に水分補給がついてくるのでルーティーン化しやすく水を飲むことが容易にできるかと思います。
また「たくさん汗をかいたな」「のどがよく渇くな」と思ったときには既に身体が水分不足となっているため、こまめに水分摂取を行いましょう。
冷たい水ばかりを飲みすぎない、常温、温かいものがおすすめ
スポーツをした後やトレーニングの後、真夏の暑いときなどは、キンキンに冷えたお水が飲みたくなります。
しかし、冷たい水を必要以上に飲みすぎると、身体を冷やし、胃にも負担を与えてしまいます。また、血液の温度が下がって血流が悪くなり、内臓脂肪も燃焼しづらくなることに。
そのため、なるべく15~25度くらいの常温か、ぬるめの白湯を飲むと、身体への負担もなくダイエットに繋がりやすくなります。
毎日継続することが一番大切です
水分補給を習慣化することで「代謝をスムーズにする」「老廃物をためこまない」「筋肉がつきやすくなる」など少しづつ体質が改善されていき、健康で痩せやすく、太りにくい身体になっていきます。
短期間に体重を減らすなどの目的ではなく、日常で水分摂取の習慣を身に着けこれからの生活を健康で理想的な体型を維持できるように、と長い目でみることが重要です。
まとめ
これらのお茶はカフェイン、カテキンなどが含まれておらず水分補給に適しております。
味や香りを楽しむことができるので、水が苦手であまり量が飲めないといった方は、試していただきたいです。
自分に合った飲み物で無理なく適切な水分補給をできるよう今回の情報を参考にして頂きたいと思います。
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