食事の悩み、脂肪は悪なのか

たまプラーザ駅徒歩5分、パーソナルジムReqRpoトレーナーの新津です!

ダイエットの時に脂質は取らない方がいい、

そんな考えを持っている方は多くいらっしゃると思います、

しかし脂質をとらなすぎると体の免疫が下がったり、痩せにくくなってしまうことが多くあります。
ではとにかく脂肪を取れば良いのか

そこはそうでもなく、当然体に良くない脂質もあれば、体にいい効果をもたらす脂質もあります。

◎ 脂肪酸の種類

脂肪酸は大きく分けて下記の4つの分類に分けることができます。

「飽和脂肪酸」

・ エネルギーとして使われやすく、体内で合成できる脂肪酸

・ 一般に過剰摂取になりやすく、過剰摂取は健康面でデメリットあり

・ 物質として安定(炭素鎖2重結合を持たない構造)

・ 肉、乳製品(牛乳、バター)卵黄、チョコレート、ココナッツ、パーム油などに多く含まれる

・ ステアリン酸、パルミチン酸、アラキジン酸など

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「一価不飽和脂肪酸」

・ オメガ9系脂肪酸とも呼ばれる

・ 比較的エネルギーとして使われにくく、常温で液体の脂肪酸

・ 物質として不安定(炭素鎖2重結合を一つ持つ構造)

・ オリーブオイル、菜種油、アボカド、タラ肝油、イワシ油などに多く含まれる

・ オレイン酸、ミリストレイン酸、エイコセン酸など

「多価不飽和脂肪酸」

・ オメガ3系、オメガ6系脂肪酸に分類される

・ 体内で合成できない必須脂肪酸を含む

・ 物質として不安定(炭素鎖2重結合を一つ以上持つ構造)

・ 効果、血管を強くして血液の流れをよくする、血流が改善することで全身に栄養素が行き渡ります。

 魚油(青魚)、植物油(トウモロコシ油・大豆油・サラダ油等)、クルミ、えごまなどに多く含まれる

・ リノール酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコペンタエン酸(EPA)など

「トランス脂肪酸」

・ 植物油を高温にする過程などで生成される脂肪酸

・ 健康に対するマイナス面が報告されており現在多くの国で食品への使用が禁止されている

 マーガリン、ショートニング、加工油脂などに含まれる可能性がある

・ アイスの表記にラクトアイスと書かれているものに使用されている

取りすぎて太ってしまうのは飽和脂肪酸のなかでも(肉、チョコレート).不飽和脂肪酸の中だとトランス脂肪酸(マーガリン).

体にいい脂質は多価脂肪酸、体内で作ることができない必須脂肪酸(青魚、オリーブオイル、アボガド、アーモンド)これらを中心に摂取することで、健康的に痩せるお手伝いになると考えられます。

当然いい脂質もカロリーは高く摂りすぎると太ってしまします。

そこで気になる摂取量ですが

ダイエットをする際の一日の脂質摂取量は、30~40g程度一食10g程を目安に摂ると効果的だといわれています。

ダイエットの際は魚やアボガドを使ったサラダなどを食べて一日の必要脂質量を摂り、植物油使った料理やチョコレート、洋菓子類を控えることが必要です。

油は全部ダメと決めつけずに体にとって良い油を適量摂取していきましょう!

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